香港視察6月香港の歴史博物館 /イーエムグループ__EM経済新聞コラム

今月は6月28日~30日も香港です。

今回は快晴続きで連日青空が広がっていました。
香港ではPM2.5の大気汚染が大きな問題でしたが、中国の対応などにより現在は騒がれているほどスモッグはありません。

香港は世界有数の人口密集地であり、大陸からの巨大な需要に支えられ、まだまだあらゆる場所で建設ラッシュです。

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ご存知の通り香港は1840年頃のアヘン戦争後、イギリスの植民地として設立されました。
第二次世界大戦後もイギリス統治が続き、1997年7月1日にイギリスから中国に返還されました。
その後、イギリス及び中国の文化が混同した現在の一国二制度の中国の特別行政区になりました。

今年2017年が返還20周年です。
香港各地で様々なイベントが催され祝賀ムードで一杯です。
その反面、香港独立派の人々のデモも発生したようです。
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長い年月、イギリス統治であった香港。
その頃から姿を変えていない香港の象徴的なPENINSURAホテルです。
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7月1日がちょうど香港返還20周年にあたります。
式典等に出席する為、29日から習近平国家主席が国家主席としては初めて香港を訪れていました。
大パレード、演説の様子が香港各地で大々的に放映されていました。
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この機会に香港の歴史を知ろうと思い、香港の歴史博物館に赴きました。
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こちらは、水上生活者の写真です。
水上生活者は独特のアクセントのある広東語を話し、
伝説には戦争と迫害から脱出するために海に連れて行った中国の有名な一族が先祖となっています。
ボートを使い、漁業、牡蠣の養殖、真珠貝を採ったり塩漬けの魚を作り、生活していたようです。

塩作りと米作りの様子です。

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20世紀初頭に、ビン南民系の人々によって天日塩田法が導入されました。
この方法は、段々に6つの塩田を構築することから始まりました。
一番高い塩田に流された海水がゆっくりと下の塩田に流れていく中で蒸発します。
それが一番下の塩田に到達した時に海水は飽和した塩水になり、簡単に塩に結晶化します。

香港も日本も島国で大陸からの影響を受け、文化が似ています。
ついつい香港にいることを忘れてしまいます。

今回もお世話になりました。HSBCチムサーチョイ支店です。

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