香港での生活　　

中国大陸の南東部に位置する、中華人民共和国香港特別行政区。
香港島、九龍半島、新界などが香港の中心部分を形成し、その周辺には大小235の島々があります。
面積は約1100平方kmで、東京都のおよそ半分ほどの大きさですが、国土の多くを山地が占めているため、およそ700万人の人口は市街地に密集しています。一年を通して、過ごしやすい温暖な気候です。

香港は活気あふれる国際都市であり、西洋と東洋が合わさった独特な文化が受け継がれているため、生活をするにも仕事をするにも絶好の都市です。

過去150年間、香港には世界中から多くの人々が集まり、香港で事業を展開し、
多くのビジネスチャンスを掴んできました。
今日、香港はなお多様性と活気のあるビジネスコミュニティの拠点になっています。

一方、香港独自の文化やアイデンティティも失われていません。
コンパクトな都市、眠らない都市、美しい景色と国際社会にオープンな都市。
こうした様々な要素が合わさって、海外からの住人を魅了しています。
また、世界で最も安全な大都市の一つと言われています。

　　　↓二階建て路面電車、ケーブルカー、二階建て屋根なしバスです。

　アジアにおける英語圏　　

 香港は、英語、中国語（広東語と普通話）を公用語とする、バイリンガル都市です。
人口の97％は広東語を話しますが、ビジネスは通常英語で行われます。
標識、告知、政府や企業のウェブサイトなど、ほとんどすべての情報は、英語だけでなく中国語でも提供されています。

　　↓山岳地帯の高級マンションです。

　香港の住宅　　

 香港では、都心の高層マンション、山岳地帯の高級住宅から郊外の伝統的家屋まで、
ライフスタイルに合わせて多様な住宅があります。

世界の不動産価格の上昇率1位ともいわれており、この1年の間に、その変動費は、前年度比200%近い上昇率となっています。香港は中国本土からの投資需要が大きい反面、供給は限定的であり、そうしたタイトな需給環境がオフィス価格水準に現れていると見られます。香港は変動率でもトップとなっており、足下でも需給要因での価格上昇は続いているようです。
　マンションにおいても、オフィス同様、需給要因で高い水準になっていると見られ、香港はオフィス価格だけでなく、マンション価格でも変動率で1位となっており、不動産全体の値上がりが続いているようです。

　　↓ 山上から見渡す香港島の高層マンション群です。
　　　香港島、九龍島では現在もなお、建設ラッシュです。

　　　↓昔の漁村が発展した海辺の街並みです。

　↓世界でも人口密度が非常に高いと有名な旺角の住居です。

 　良質で国際的な教育環境の香港、アジア最高水準の大学　　

 香港には、幼稚園から小学校、中学、高校、大学まで各々の段階で様々な学校があり、インターナショナルスクールも50校あります。
英国、米国、オーストラリア、フランス、ドイツ、日本、カナダ、韓国、シンガポール及び国際バカロレアなど、10ヶ国以上の国際的な教育カリキュラムが提供されており、幅広い選択肢があります。

また、香港で教育を受けた子供たちは、多様な国籍の子供たちと一緒に成長していきます。多くのインターナショナルスクールで第二言語として教えられている北京語など、
外国語に触れる機会も多く、複数言語を習得できる環境が整っています。

 
　　↓九龍島にある、1994年設置の香港理工大学です。
　　　最先端で国際基準の教育を提供していると知られています。

　↓香港島のDBS銀行です。

　　↓　香港で最大の道教寺院の黄大仙（ウォンタイシン）