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進むキャッシュレス決済
消費税が10月より増税して10%となりましたが、
ここにきてキャッシュレス決済が注目を
浴びています。
キャッシュレス決済とは、クレジットカードや電子マネー、
口座振替を利用して現金を使わずに支払い、
受け取りを行う決済方法のことです。
キャッシュレスの仕組みとしては、
まず、支払いが発生するタイミングで
「前払い」「即時払い」「後払い」の3種類の
いずれかの方法で決済をおこないます。
「前払い」は、Suica,nanacoなど
あらかじめ金額をチャージする電子マネー等です。
「即時払い」は、デビッドカードなど支払いと同時に
銀行口座から代金が引き落とされます。
「後払い」は、クレジットカードなど
後日請求されます。
現在、急速に普及しているのは、電子マネーを使った
『コード決済』です。
コンビニ、スーパー、薬局とどこへ行っても
支払いが可能になってきました。
LINEペイ、楽天ペイ、Origamiペイ、paypay、メルペイなどが
それにあたります。
私の近所のスーパーでは、
キャッシュレス決済を選択すると、
5%が支払いの度に還元されます。
実質、増税前の消費税8%の時より
3%得をしていることになります。
それを知って急いでスーパー発行の
電子マネーカードにチャージをおこない、
支払いはキャッシュレス決済を選ぶように
なりました。
実際に使った感想は、夕飯時のスーパーの
レジは混んで並ぶのですが、支払いに
財布から小銭を出したり、もたつくことが無くなり、
ストレスが軽減されたような気がします。
その他、店舗によってはポイント3倍!などと
様々なサービスをおこなっているようなので
チェックしてみてはいかがでしょうか。
来年のオリンピックを目前に、急速に
キャッシュレス化を国も勧めています。
日本は他国と比較するとキャッシュレス後進国のようです。
2016年時点のキャッシュレス普及率を見てみると、
・韓国が96.4%、
・イギリスが68.7%に対して
・日本は19.8%でした。
なぜ日本ではそんなに普及しなかったかというと、
現金を持ち歩いても盗難が少なく治安が良い国であることや
偽札の流通が少ないなど『現金に対する信頼』が高い等の理由が
挙げられます。
その一方で現金は、貯蔵や輸送にコストがかかることや
店舗や企業での現金集計にかなりの人件費が
かかるといわれています。
キャッシュレス決済が普及していくと、
・店舗等の無人化省力化、
・大金を持ち歩かないことによる治安向上
・不透明な現金流通の抑止による税収向上
・消費者に利便性をもたらし、事業者の生産性向上
これらが期待できるでしょう。
今後どんどん急速に進んでいくキャシュレス化、
少々複雑なようにも感じますが、慣れてしまえば便利であることは
間違いありません。
増税を機に、キャッシュレス決済で自分に合った
決済方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。