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足裏で健康チェック
9月に入り、朝晩と日中で気温差が出てきたり、体調には
気を付けたい、季節の変わり目がやってきたというところでしょうか。
今回は足裏マッサージで簡単健康チェックということで…
私たちの体の中にある臓器は、どれか一つでも機能不全に陥ると、
たちまち大変なことになってしまいますから、異変には早く気づいて
ケアをしたいものです。
そのためには、臓器の調子が悪いと体のどこにサインが出るのかを
知っておかなければなりません。例えば「腎臓」。
これが上手く働かなくなると、腰痛が酷くなったりします。
それは、腎臓が位置する体の背面の血流が全体的に
悪くなっているからなのですが、普段の私たちの感覚では、
「腰痛」→「腎臓に異変」とは、なかなか気づきにくいでしょう…。
そこで、体のどこに問題があるのかを早めに察知するヒントを
足の裏に探そうというお話です。
人間の足の裏には全身の内臓器官とつながった末梢神経が集中している
場所があって、これを『反射区』と呼びます。
体に異変が起こると、その箇所に対応する『反射区』が
固くなったり痛くなったりします。
この反射区をマッサージして刺激を与えると、その刺激は
対応する臓器に伝わり、血流が良くなって老廃物が排出されやすくなり、
なんとなく不調だった体調が改善することもあります。
足裏は「第二の心臓」と呼ばれることもあるほど大事な部分です。
血液を循環させるためのポンプの役割は心臓が担っていますが、
心臓から遠い位置の足先にはその力が充分には届きません。
しかし、歩くことによって足裏にある血管が押されて自然に刺激されるので、
それで血流が助けられているのです。
同時に、各臓器の反射区も刺激を受けて体調を整えるのに
一役買っているというのですから、人間にとって足で歩くということが、
生命維持のためにどれほど大切なことかがわかりますね。
まずは毎日、できるだけ歩きましょう。
そして1日1回、足裏マッサージです。
どこか異常に痛む箇所はないか、自分の身体と対話しながら
健康チェックをするのが習慣になると良いと思います。
ちょっとした体調不良などは、そのマッサージ効果で
治ってしまうこともあるので、ぜひお試しあれ。